翻訳書籍研究
タイトル:クロード・シモン—書くことに捧げた人生

出版年・出版社:
2023年・水声社
概要:
本書は、Mireille Calle-Gruber著Claude Simon, une vie à écrire(Seuil, 2011)の全訳である。手記、創作ノート、絵画作品や写真などのアーカイブを検証し、長らくベールに包まれてきたノーベル文学賞受賞作家であるクロード・シモンの人生を明らかにした、初の大部な学術的伝記となる。創作過程の軌跡を留める手記を文学作品と突き合わせながら変遷の軌跡を描き起こし、新たな読解の可能性を開いている。本翻訳は「クロード・シモンと同年代作家のアーカイブ(ARCS;Archive. Claude Simon et ses contemporains)協会」の助成を受けている。また、2023年8月5日付「朝日新聞」に書評が掲載されている。
2023年・水声社
概要:
本書は、Mireille Calle-Gruber著Claude Simon, une vie à écrire(Seuil, 2011)の全訳である。手記、創作ノート、絵画作品や写真などのアーカイブを検証し、長らくベールに包まれてきたノーベル文学賞受賞作家であるクロード・シモンの人生を明らかにした、初の大部な学術的伝記となる。創作過程の軌跡を留める手記を文学作品と突き合わせながら変遷の軌跡を描き起こし、新たな読解の可能性を開いている。本翻訳は「クロード・シモンと同年代作家のアーカイブ(ARCS;Archive. Claude Simon et ses contemporains)協会」の助成を受けている。また、2023年8月5日付「朝日新聞」に書評が掲載されている。
タイトル:満ち足りた人生

出版年・出版社:
2023年・彩流社
概要:
2018年度ノーベル文学賞の代替賞となったニュー・アカデミー文学賞ファイナリストであるキム・チュイの小説第三作目の翻訳となる。ベトナムからケベックへと渡った孤児マンの人生が、料理の世界とともに開けてゆく。ボートピープルとしてカナダに渡った作家自身を彷彿させるマンの心の揺らぎが、繊細なタッチで描かれる。小説に挿入されるベトナム料理と、心の思いを料理に託すベトナム文化も、マンの成長とともに紹介されている。
2023年・彩流社
概要:
2018年度ノーベル文学賞の代替賞となったニュー・アカデミー文学賞ファイナリストであるキム・チュイの小説第三作目の翻訳となる。ベトナムからケベックへと渡った孤児マンの人生が、料理の世界とともに開けてゆく。ボートピープルとしてカナダに渡った作家自身を彷彿させるマンの心の揺らぎが、繊細なタッチで描かれる。小説に挿入されるベトナム料理と、心の思いを料理に託すベトナム文化も、マンの成長とともに紹介されている。
タイトル:上海 記憶の散歩

出版年・出版社:
2023年・勁草書房
概要:
200点を超える豊富な写真と細やかなエピソードにより、中国一の国際都市、経済都市、文化都市、移民都市であった近代上海を歩く。
2023年・勁草書房
概要:
200点を超える豊富な写真と細やかなエピソードにより、中国一の国際都市、経済都市、文化都市、移民都市であった近代上海を歩く。
タイトル:ヴィという少女

出版年・出版社:
2021年、彩流社
概要:
本書は、2018年度ノーベル文学賞の代替賞となったニュー・アカデミー文学賞にノミネートされたことで注目を浴びたケベック人作家キム・チュイの文学作品4作目にあたる『ヴィという少女』の翻訳である。10歳のときにボートピープルとしてベトナムからカナダへ移民した作家の自伝的小説であり、作家の第二の故郷となったケベックの間文化主義を体現する、文化と文化の間隙を生きる主人公の姿を描いた作品となっている。
2021年、彩流社
概要:
本書は、2018年度ノーベル文学賞の代替賞となったニュー・アカデミー文学賞にノミネートされたことで注目を浴びたケベック人作家キム・チュイの文学作品4作目にあたる『ヴィという少女』の翻訳である。10歳のときにボートピープルとしてベトナムからカナダへ移民した作家の自伝的小説であり、作家の第二の故郷となったケベックの間文化主義を体現する、文化と文化の間隙を生きる主人公の姿を描いた作品となっている。